『高気密高断熱住宅』を語るうえで欠かせないのが、『気密測定』です。

 

気密を測定することのメリットは

 

  • 計画的な24時間換気が出来る。
  • 卓上の計算ではないため、実際の性能がわかる。
  • 測定時に建物内部を負圧にすることで、空気の漏れる箇所を修正できる。
  • この建物に携わる職人が、気密性能を良くするため、より緊張感をもって作業をする。

 

今回、滋賀県近江八幡市加茂町のS様邸での測定結果は

 

C値 0.2㎠/㎡

カナダの省エネ住宅の基準であるR-2000住宅では0.9、スウェーデン基準では、0.6~0.7ですから、0.2という数値は、かなり良いと思います。

 

ところで、日本では、気密性能に関する基準はありません。

一時、2.0以下という基準がありましたが、今の省エネルギー基準には、その数値はまったく出てきません。

 

なぜ、基準が無くなったのか?

 

たぶん、大手ハウスメーカーさんが、対応出来ないため、国の基準から外したんだと思います。

 

たぶんです。