米原市中多良T様邸の外壁には、ガルバリウム鋼板が使われています。

近年、よく使用する外壁材で、アルミと鉄の合金です。

 

特徴は

1.錆びにくく、耐久性がある。

2.塗装がしやすい(メンテナンスがしやすい)

3.さまざまな形状があり、デザイン性がある。

4.安価に施工できる方法がある。

5.通気がしやすい。

6.軽量なので、タイルの外壁にくらべ、耐震性がある。

7.ジョイントや、サッシの取り合いにコーキングを使用しないので、メンテナンス時の費用が安くなる。

8.解体時、処分費がかからない。(めくる手間は必要です)

9.断熱性はまったく「無い」ので、「外貼り断熱の家」にしか使わないほうが良い。

 

9番は、当社だけの、メリットです(^^)

 

もちろん、デメリットもあります。

ガルバリウム鋼板を、屋根に使うことです。

しっかりとした断熱を施さないと、結露をし、屋根の下地のコンパネが、腐ってしまうのです。

 

実際、台風でめくれてしまった金属屋根は、下地が腐っていて、釘が効いていない状況でした。

 

金属屋根や、熱の伝わりやすいスレート瓦を使用する場合、冬場、室内の暖かい空気が、屋根裏にこもらない工夫が必要です。

 

今日は、屋根に雪が積もっています。一度、屋根裏をのぞいてみて、屋根の下地が濡れていないか、チェックしてみてください。