
私たちの家づくり
皆さん、こんにちは。社長の宮川です。
私が「高気密・高断熱の家」で暮らし始めて、今年で4年目になります。
木造2階建て、30坪の床面積に、私と妻、高校2年生の息子、そして、猫の「虎次朗」が暮らしています。
私たちがご提案する「高気密・高断熱の家」の具体例として、実際に暮らしているこの住まいの特徴をご紹介します。
家の性能について
プランについて
仕様について
住まい心地
この家は当初、お客様にご宿泊していただき、「高気密・高断熱住宅」の良さを実際に体感していただける展示場でした。
しかし、私自身がこの家の良いところ、また悪いところをもっと深く知る必要性を強く感じ、家族を巻き込んでの「長期実体感」が始まりました。
この家に暮らし始めて3年、一番喜んでいるのは、家で過ごす時間の多い妻です。
その妻に、この住まいの良いところ、気になるところを聞いてみました。
GOOD
良いところ
- 住み始めてからの3年間、風邪をひかなくなった
- 「しもやけ」にならなくなった
- ランニングコストが半分以下になった
- 外の音が気にならない。とにかく、静か
- ホコリが溜まりにくい
- スリッパがいらない
- 冬場でも洗濯物がよく乾く
- ゴキブリがいない
- ピアノの音がくるいにくい
SOSO
気になるところ
- 家の中の音がよく響く
- クロスの継ぎ目が開いてきているところがある
- 梅雨時、床下のにおいが気になることがある
- 雨の音が響く
- 床に傷がつきやすい。しょう油をこぼすとシミになった
- 息子のアトピーが治ると聞いたのに、治らない。しかし、花粉症はマシになった気がする
妻の気になるところで、直せるところは改善しました。梅雨時の床下のにおいに関しては、基礎のコンクリートから出る湿気が原因でした。乾燥した時期に床下を強制換気することで、2年目以降、においはなくなりました。
快適で健康な生活を送るために
カナダや欧米、北海道や東北の寒い地域では、もっと断熱性能に優れた家があります。そのレベルまで性能を高めることは難しいことではありません。
サッシをトリプルガラスにしたり、壁を厚くして、その中にたくさんの断熱材を詰め込んだり・・・。
しかし、そうすると、滋賀県の気候では夏場に断熱材が熱を吸収しすぎてしまい、夜になっても室温が下がらず、かえって過ごしづらい家になってしまいます。
地域に合った、ちょうど良い断熱性能はどれくらいなのか、地域に合った断熱材は何が良いのか、知っておく必要があると思いませんか?
また、コストバランスはどうでしょうか。
当たり前のことですが、良い断熱材を使った家は高価です。30坪の家なら、通常の断熱材を使用した場合と比べて、約150万円もの差があります。
反対に、安い断熱材でローコストの家を建てた場合、毎月の光熱費はどうでしょうか?
若い時は我慢できた寒さも、年齢を重ねると、それも段々とつらくなってしまいます。寒いお風呂場でのヒートショックなど、大切な我が家で健康を損なってしまうことにもなりかねません。
私は、冬暖かく、夏涼しい家で、家族みんなが快適で健康な生活を
できるかぎり出費をおさえて送れることが、一番の幸せだと思っています。